東農園〜男同士のパッション 第2章
2020年09月26日
皆さんこんにちは〜
飛騨エシカルの室です。
今回は東農園さんの続きです
上宝のパプリカ農家大西さんに週一で通って翌年から、早速パプリカを本格的に始めた東さん。
その頃は、根拠のない自信に満ち溢れていた。
地元の老舗スーパー駿河屋さんへ電話をした。
農家さんから直談判することは珍しいらしくパプリカを置いて頂けることになった。
その頃からの長いお付き合いが今でもずっと続いていて、駿河屋さんの企画で東農園のパプリカドレッシングも誕生した!


そして、次々と契約スーパーを広げていったのかと思いきや、そんなに簡単にはいかなかった、、、
飛騨地区だけではなく、名古屋にも進出するために有名なデパートや高級スーパーに色々アポを取ったりもした。
ほとんどが、門前払いですぐ契約には至らず。
そんな中、名古屋にある高級スーパーのバイヤーさんにお話しを聞いて貰えることなった。
そのバイヤーさんは美味しい野菜の目利きがかなりできる方で、当然厳しい、そして少し変わっている。
「どこから来たの?何それ、切っていい?」
「……………これはいらないわ!」とバッサリ!
待って行ったチラシを捨てられ、切ったパプリカの断面を見て「帰ってください。」と言われた。
根拠のない自信だったが、それはとても衝撃的でショックだった、、、
その時、「これぐらいでなきゃ使えない」とお店に置いてある北海道産のパプリカを切って見せてくれた。
とても肉厚でフルーツのようだった。
自分のパプリカとは別物に思えた。
どうやったらこうなるんだろう?
ショックと悔しさを原動力にして、東さんは試行錯誤を幾度も繰り返した、、、
それから、7年後。
今は東京にあるナショナル麻布という、ドアマンがドアを開けてくれる超高級スーパーに東農園のパプリカが並んでいる。
そして、、なんと、あの時のスーパーにも並んでいる!
しかもすごい量の発注を頂いている。
パプリカの季節が終わり冬に挨拶に行った時、あの時の厳しいバイヤーさんが。
「何しに来たの?畑でも耕してろよ。」と洗礼を受けた。
「どうですか、うちのパプリカ?」と東さんが聞くと、
「北海道産ほどではないけどな!うまいよ!すごい変わったね!」
と、東さんのパプリカを認めてくれてのだ。
それがとっても嬉しくて、その時の気持ちは忘れられない。
それから少しずつ、当初描いていた野菜で全国にファンを作り色んな人と繋がりたいという夢が少しずつ現実のものになっていく。

2019年 夏
東京のレストランから1本の電話が入った。
「パプリカを送って頂きたい」
早速パプリカを送ったが、味についての連絡がなかった、、、
そして、2019年 11月
東京へ向かいそのシェフに会いに行った。
西麻布に今年オープンして、すぐに予約が半年待ちになる凄いお店。
そのお店のMシェフと西麻布でお話することに。
「来年カウンターのみのお店を始めるので、全国から色んなパプリカを取り寄せてみた。
東さんのパプリカは、甘味のパンチが強かったが、雑味があった。
甘味は加えられるが、ネガティブな味は消せない。ピュアな料理を作りたい。」
自分のパプリカが使われない理由は、、、雑味。
雑味が多いということは?東さんはその場ですぐ考えた。
(土を乾かし過ぎたのか?肥料の量が多過ぎたのか?)
「来年、雑味を消すために2ハウス程やってみて、肉厚や甘味は今のままで、Mシェフに納得して頂けるパプリカを絶対作りたいです
」
と熱い想いを伝えた。
「今のままのクオリティで雑味が消えたら1個400円でも買うよ。」とその時Mシェフは言って下さった。
その言葉がめちゃくちゃ嬉しかった!!
その後、今から紹介したい人がいるからパプリカを待って行きたいと言われた。
ナショナル麻布のスーパーに自分のパプリカがあるというのを思い出しそのまま向かう事に。
そこにあるパプリカを全てMシェフが買い占め、
これから行きたい場所があるという。
それは、自分では絶対に行けないようなミシュラン1つ星、2つ星の日本料理店。
その和食店で、シェフを直接ご紹介して下さり頭を下げて東さんのパプリカを紹介して下さった。
目の前でそんなMシェフを見て、心に火がついた
(自分の野菜でMシェフに役立てるよう、恩返しがしたい、もっと力をつけたいと心に誓った。)
そして、和食店からの帰り道、Mシェフにミシュランにこだわる理由を聞いた。
「僕がお店を出せるのは、いつもお世話になっている農家さん、漁師さん、先輩方、色んな人達のおかげ。
言葉では感謝しきれないから、ミシュランの花を待って感謝を捧げたい。
取らなきゃいけないんですよ。」
そんなMシェフの熱いお話しを聞いて東さんは心の奥がジーンとなった。
そこから、東さんは必死に試行錯誤を繰り返した、、、
なんと今!
Mシェフのお店で東農園のパプリカが使われている。
今年の夏に友人と伺ったが、一皿目のお椀で鳥肌が立った。
この感動体験と新しい世界に連れて行って下さったシェフに感謝しきれない、自分がいいと思ったことを紹介し合う一流の料理人の姿勢も学んだ。
パプリカが今の味になるまでには、長い道のりがあった。

自信があっても、ゴミ箱に捨てられた過去、諦めずに絶対美味しいパプリカを作ってやるという強い意志、男同士のパッションがぶつかり合う中で、人のために美味しいパプリカを作りたいという熱い想い。
自分を育てて頂いている周りの人や環境にはいつも、感謝していますと律儀な東さん。
パプリカが真っ赤でとても綺麗なのは東さんの想いがそのまま反映されていると言っても過言じゃないくらい、今回の取材は鳥肌が立ちっぱなしでした。

今回はここまで!
次回で東農園さんの取材レポは、完結予定で〜す!
読んでくださりありがとうございました〜(^^)
飛騨エシカルの室です。
今回は東農園さんの続きです

上宝のパプリカ農家大西さんに週一で通って翌年から、早速パプリカを本格的に始めた東さん。
その頃は、根拠のない自信に満ち溢れていた。
地元の老舗スーパー駿河屋さんへ電話をした。
農家さんから直談判することは珍しいらしくパプリカを置いて頂けることになった。
その頃からの長いお付き合いが今でもずっと続いていて、駿河屋さんの企画で東農園のパプリカドレッシングも誕生した!


そして、次々と契約スーパーを広げていったのかと思いきや、そんなに簡単にはいかなかった、、、
飛騨地区だけではなく、名古屋にも進出するために有名なデパートや高級スーパーに色々アポを取ったりもした。
ほとんどが、門前払いですぐ契約には至らず。
そんな中、名古屋にある高級スーパーのバイヤーさんにお話しを聞いて貰えることなった。
そのバイヤーさんは美味しい野菜の目利きがかなりできる方で、当然厳しい、そして少し変わっている。
「どこから来たの?何それ、切っていい?」
「……………これはいらないわ!」とバッサリ!
待って行ったチラシを捨てられ、切ったパプリカの断面を見て「帰ってください。」と言われた。
根拠のない自信だったが、それはとても衝撃的でショックだった、、、
その時、「これぐらいでなきゃ使えない」とお店に置いてある北海道産のパプリカを切って見せてくれた。
とても肉厚でフルーツのようだった。
自分のパプリカとは別物に思えた。
どうやったらこうなるんだろう?
ショックと悔しさを原動力にして、東さんは試行錯誤を幾度も繰り返した、、、
それから、7年後。
今は東京にあるナショナル麻布という、ドアマンがドアを開けてくれる超高級スーパーに東農園のパプリカが並んでいる。
そして、、なんと、あの時のスーパーにも並んでいる!
しかもすごい量の発注を頂いている。
パプリカの季節が終わり冬に挨拶に行った時、あの時の厳しいバイヤーさんが。
「何しに来たの?畑でも耕してろよ。」と洗礼を受けた。
「どうですか、うちのパプリカ?」と東さんが聞くと、
「北海道産ほどではないけどな!うまいよ!すごい変わったね!」
と、東さんのパプリカを認めてくれてのだ。
それがとっても嬉しくて、その時の気持ちは忘れられない。
それから少しずつ、当初描いていた野菜で全国にファンを作り色んな人と繋がりたいという夢が少しずつ現実のものになっていく。

2019年 夏
東京のレストランから1本の電話が入った。
「パプリカを送って頂きたい」
早速パプリカを送ったが、味についての連絡がなかった、、、
そして、2019年 11月
東京へ向かいそのシェフに会いに行った。
西麻布に今年オープンして、すぐに予約が半年待ちになる凄いお店。
そのお店のMシェフと西麻布でお話することに。
「来年カウンターのみのお店を始めるので、全国から色んなパプリカを取り寄せてみた。
東さんのパプリカは、甘味のパンチが強かったが、雑味があった。
甘味は加えられるが、ネガティブな味は消せない。ピュアな料理を作りたい。」
自分のパプリカが使われない理由は、、、雑味。
雑味が多いということは?東さんはその場ですぐ考えた。
(土を乾かし過ぎたのか?肥料の量が多過ぎたのか?)
「来年、雑味を消すために2ハウス程やってみて、肉厚や甘味は今のままで、Mシェフに納得して頂けるパプリカを絶対作りたいです

と熱い想いを伝えた。
「今のままのクオリティで雑味が消えたら1個400円でも買うよ。」とその時Mシェフは言って下さった。
その言葉がめちゃくちゃ嬉しかった!!
その後、今から紹介したい人がいるからパプリカを待って行きたいと言われた。
ナショナル麻布のスーパーに自分のパプリカがあるというのを思い出しそのまま向かう事に。
そこにあるパプリカを全てMシェフが買い占め、
これから行きたい場所があるという。
それは、自分では絶対に行けないようなミシュラン1つ星、2つ星の日本料理店。
その和食店で、シェフを直接ご紹介して下さり頭を下げて東さんのパプリカを紹介して下さった。
目の前でそんなMシェフを見て、心に火がついた

(自分の野菜でMシェフに役立てるよう、恩返しがしたい、もっと力をつけたいと心に誓った。)
そして、和食店からの帰り道、Mシェフにミシュランにこだわる理由を聞いた。
「僕がお店を出せるのは、いつもお世話になっている農家さん、漁師さん、先輩方、色んな人達のおかげ。
言葉では感謝しきれないから、ミシュランの花を待って感謝を捧げたい。
取らなきゃいけないんですよ。」
そんなMシェフの熱いお話しを聞いて東さんは心の奥がジーンとなった。
そこから、東さんは必死に試行錯誤を繰り返した、、、
なんと今!
Mシェフのお店で東農園のパプリカが使われている。
今年の夏に友人と伺ったが、一皿目のお椀で鳥肌が立った。
この感動体験と新しい世界に連れて行って下さったシェフに感謝しきれない、自分がいいと思ったことを紹介し合う一流の料理人の姿勢も学んだ。
パプリカが今の味になるまでには、長い道のりがあった。

自信があっても、ゴミ箱に捨てられた過去、諦めずに絶対美味しいパプリカを作ってやるという強い意志、男同士のパッションがぶつかり合う中で、人のために美味しいパプリカを作りたいという熱い想い。
自分を育てて頂いている周りの人や環境にはいつも、感謝していますと律儀な東さん。
パプリカが真っ赤でとても綺麗なのは東さんの想いがそのまま反映されていると言っても過言じゃないくらい、今回の取材は鳥肌が立ちっぱなしでした。

今回はここまで!
次回で東農園さんの取材レポは、完結予定で〜す!
読んでくださりありがとうございました〜(^^)
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Posted by エムルーム妻 at 07:30│Comments(0)
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